ブランドを診る、創る、伝える、教える
Brand. Communication. Design.
Vision
ブランドコミュニケーションデザインによる、共存共栄。
Mission
Vision 実現のための在り方
水面に浮かぶ波紋の中心となるようなブランドコミュニケーションデザインを創出すること
良い波及効果を生み出す異端児であること
Value
よいブランドコミュニケーションデザインをするために
大切にしている5つのこと
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Whatの前にWhyから仕事をはじめること
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結果に至るまでのプロセスを重視すること
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一過性ではなく、中長期の視点で戦略を考えること
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部分ではなく、全体最適を図ること
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表面的ではなく、本質的な課題解決を図ること
Philosophy
目に見えるデザインの前に
目に見えないブランド戦略を
なぜ、ブランディングを生業とするにまで至ったのか、のお話をさせていただきます。
クリエイティブディレクターの仕事をしているとロゴや販促物といった、いわゆる目に見えるものを「何とか、かっこよく、おしゃれにしてください」と依頼されることが往々にしてよくあります。
仮に、制作者である私の感性で「かっこいい」「おしゃれ」なデザインをつくったとしましょう。
ところが、もしそれを見るお客様が遠視だったとしたら、おしゃれな小さな文字は読めないかもしれません。
弱視の方には、微妙な白抜き文字は読めないかもしれません。
エコを訴求したいのに、もしかしたらそのアーティフィシャルなかっこいいデザインは、見る人には全く伝わっていないかもしれません。
「届けたい人に、できる限り正確に情報を届ける」
「得たい反応を得られるような広告づくりをする」
それにはどうしたらいいのだろう?
それを追求するために通販企業へ転職し、マーケティング先進国アメリカの「ダイレクトマーケティング手法」が一体どのようなものなのかを実践ベースで学んできました。
ところが、「得たい反応は得られたとしても、ダイレクトマーケティングだけでは一過性に終わってしまう。」ということに行き当たります。
そこで出会ったのがブランディングでした。ブランディングの学びに初めて触れたときに、「ライフワークにしたい!」と直感的に思いました。
受験期や留学時代を凌ぐほど、ブランディングだけが唯一、私の中で長い時間、継続して学ぶことができました。
ブランド戦略に取り組むには、ある程度の時間が必要です。
華やかな言葉の響きとは裏腹に、手間暇のかかる調整ごとや地道な作業が業務のほとんどを占めます。
それでも、なぜこんなにもブランディングにのめり込んだのかというと、ブランド戦略というのは、至極真っ当な方法であり、至極真っ当な人や企業が取り組む戦略だと感じたからです。
「目先の利益獲得ができればいい」
「自社さえ儲かればいい」
「見栄えがよければいい」
「とりあえずでいい」
という価値観にはブランド戦略はフィットしないでしょう。
「真っ当な事業をし続けること」
「真っ当に事業をし続けること」
という価値観にこそ、フィットするのがブランド戦略です。
目に見えるデザインの前に
目に見えないブランド戦略を
これが、コミュニケーションデザインをする上で、大切にしている私の哲学です。