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地域の価値を上げる生業をつくるとは?

June 27, 2017

地域ブランディングにおいて注目していた人物で

ぜひとも一度お話を伺ってみたかった

NPO法人アースキューブジャパンの中村功芳さん。

なんと飛騨高山でトークライブを行うとのことで

嬉々として足を運んできました。

中村さんは、倉敷の美観地区にて「有鄰庵」の企画・運営を始め、

わずか2年で52カ国以上、

3年で12万人が集まる地域発信拠点へと成長させた人物。

世界各国のメディアからも注目され、

古民家活用12軒小さな空家一つで、

まちに対する経済波及効果は5億円を超えたそうです。

このトークライブで学んだ

「地域の価値を上げる」というのは

  • 文明に流されず、文化的暮らしを守ること。

  • 丁寧な暮らしの場を創ること。

  • 丁寧な暮らしに共感する人々を増やすこと。

なのだなと。

 

もっとわかりやすく補足させていただくと

ボランタリー経済(文化)とマネー経済(文明)、

生産型(文化)と消費型(文明)

と言い換えることもできます。

 

300万人→700万人に観光客が増え

外から外資や大手(文明)が参入し

その結果、起こったことは小店が消え、

町が衰退したということ。

この教訓は深く胸に刻み込ませていただきました。

 

今でこそ有名な有鄰庵ですが、

スタート当初、半年は半泣きになりながらラムネを売って

やりくりしなければいけないほどの閑古鳥状態だったそうです。

半泣きでラムネ売りをしてでも

自分の信じた道を進んでいくうちに

共感してくれる仲間が少しずつ増えて

2年目にはお店の前に10メートルの行列ができ始め

3年目には2ヶ月先まで予約でいっぱいのゲストハウスへ。

 

この苦しい1年間、自分を信じて

見返りを求めず、突き進んだ勇気と決断に

感動しました。

 

これは地域ブランディングに限らず、

どんなビジネスにも当てはめて考えることができますね。

流行りに乗っかってビジネスを始めた人は続かず

波を作る側(生産型)ビジネスを運営している人は、続く。

この違いが出てくるということです。

 

この他にも、有鄰庵のペルソナが

「27歳 女性 東京芸術大学大学院卒業 現在は無印良品勤務」

に至ったお話や

食べたら幸せになる率が高くなる「幸せになるプリン」、

ゲストとしてではなく家族として迎えたフランス人観光客が

大使まで連れてきた話などなど、

大変興味深いお話が盛りだくさんでした。

 

これら全て書き始めたらかなりの長文になるので

テーマに分けてまた改めます。

 

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