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ブランディング研修

April 30, 2018

スカルプD等で有名なアンファー様のブランド戦略部選抜メンバーへのブランディング研修が最終日を迎えました。

初日は約30名へ向けてのブランディングの基礎知識編を。2日目は選抜メンバー10名へ向けて、実践編としてブランドの設計図となる「ブランド・ステートメント」づくりをしました。

 

約1ヶ月後に迎えた研修最終日は、取り組んでいただいたステートメントをチームごとにプレゼンしていただきました。

 

ブランド戦略部の精鋭メンバーなだけあって、どのチームも完成度の高いブランド・ステートメントで、しっかり最後まで作り込んでいたのはさすがでした。とはいえ、課題がゼロかというとブラッシュアップしていく点はいくつかあります。

非常にロジカルで素晴らしい市場機会の仮説を立てられていましたが、やはりブランドは人の心の中に根付くもの。ペルソナ(理想の顧客像)の頭の中でそのブランドの連想連結がうまく繋がらないうちはなかなかブランドとして想起させづらいのも事実。

 

もちろん論理的に調査、分析をした上ではありますが、ペルソナの潜在ニーズを捉えた上でブランドが持つ情緒的価値やブランドの個性を設定する必要があります。

 

またプロモーションが得意な企業様なので、プロモーション作成の視点としてはよかったのですが、ブランディングとして取り組むのであればイチ商品で考えるのではなく、一つ上の階層で考える必要性も見受けられました。

 

アンファー様のような企業規模であれば、カテゴリイノベーションを起こせるキャパシティがあるので、ぜひカテゴリブランディングに取り組んでいただき、新カテゴリにおける一番のブランドを創出していただきたいなという期待感が満載です。

最後にブランディング研修を受けてのクライアント様の感想をご紹介します。

 

「みんなで一緒にブランドの共通言語を学んで、同じプロセスを辿れたのがすごく価値ある時間でした。同じプロセスを踏んできたからこそ、嫌味なく建設的な意見交換ができました。」(研修の感想)

 

「フレームを使うことで、矛盾に気づくことができました。仮説の精度が高まるというのも実感できました。」(研修の感想)

 

「本当の課題を隠して、逃げてはいけないことに気づくことができました。」(研修の感想)

 

「カテゴリを変えるというブランディング視点。初見にも関わらず課題を的確に出せるのはさすがです。」(講師へのフィードバック)

 

「フィードバックがわかりやすく新しい発見ができました!細かい点まで的確で実践的なアドバイスをありがとうございます。」(講師へのフィードバック)

 

今回の研修に限らず、ブランディングの現場ではよく見受けられがちなことですが、部分最適は非常によくできていても、本質的なブランディングを考えた場合には「全体最適」を意図して行うことが非常に重要です。強いブランドはコーポレート〜カテゴリ〜プロダクトと必ず一貫しています。「一貫性を意図して、継続する」ことはブランディングにおいてとても大切なことを改めて私も実感しました。

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